脈拍の測り方
心臓の左心室から血液が大動脈に押し出されると、その圧力の変化が弾力性のある血管を中からたたくように血管の壁を波のように伝わっていきます。
その速さは、毎秒七mにもなりますので、心臓の拍動をほとんど同時に動脈で測ることができるのです。
これを脈拍といい、動脈が皮膚のすぐ下にあるところでは、心臓が拍動するたびに指で触れて数えることができます。
脈に触れてみると、昔から「脈をみる」といわれたように、一分間の脈拍数ばかりでなく、リズム・強さ・緊張度などを感じとることができます。
脈拍の触れるところは、側頭動脈(こめかみ)、浅頸動脈(頸部)、擁骨動脈(手首内側)などですが、最も測りやすいのが、擁骨動脈です。
手のひらを上にして、手首の親指側に人差し指・中指・薬指の三本の指をあてて測るようにしましょう。
脈拍はからだからの信号です。