昔の異色ドラマ 4
「小児病棟」
ディレクターの祖父江氏は「人形がうそっぽくならないか、人形がばれないか、やっぱり一番心配だった。一方、本当の赤ちゃん撮ったでしょう。ところが、それらをつないでいくうちに、本物の赤ちゃんが逆にうそっぽくなるっていうのが面白かった。・・・人形浄瑠璃の人形が演じると、本物の人間が演じているより、見る側が感情移入できるのと同じじゃないかな・・・」と感じ入っていました。
55年12月3日の放送は、シリアスドラマでは考えられない34・7%の高視聴率、再放送もまた大きな反響を呼び、以降"難病ドラマ"ブームをひき起こしました。
カネボウヒューマンスペシャル第2弾「大河の一滴」は栗原小巻主演で57年2月24日、第3弾「母ちゃんの黄色いトラック」は山岡久乃主演で58年2月23日に放送、毎回話題を呼んでいました。