あっつーい島 その6
ヒート・アイランド。
ご存知の方は多いかと思います。
ヒート・アイランドという言葉は、もう10年以上前から使用されてきたもので、大都会の温暖化がはげしく進行していることを物語っています。
たとえば人口1100万を越える大都会の東京では、日夜わかたず自動車が走り、工場が生産活動し、建物では冷暖房が行なわれ、多くの人間の生活熱が発散されています。
大気に含まれる不純ガスの量も、他の地域よりはるかに多く、温室効果もはげしいと思われます。
こうして空気の動きの少ない冬季、大都会の上を傘のように暖い空気の塊りがすっぽりとおおいかぶさって、外側の冷たい空気に押えつけられた形となって動かなくなります。
少しばかりの風ではびくともしなくなってしまいます。
これが都会地を熱島化する典型的なパターンで、その中で100万人のエネルギーが渦を巻いて、さらに熱島化に拍車をかけているのです。